「自分の老後のお金、大丈夫かな…」
そんなふうに感じている方、多いと思います。
「老後って、どれくらい貯めたら安心なの?」
「本当に2,000万円必要?」
「むしろ2,000万円で足りるの?」
老後のお金の悩みって、本当に尽きないですよね。
老後に必要なお金ってどうやって計算するの?
ざっくり言うと、
老後にかかる生活費 - 老後に入ってくるお金
で計算します。
この「入ってくるお金」の中で大きいのが年金。
じゃあ、年金ってどれくらいもらえるのか…
これは 「ねんきん定期便」 を見ればわかります。

ねんきん定期便の見方
「ねんきん定期便なんて見たことない」という方も、
毎年お誕生日月に郵送で送られてきているので、是非チェックしてみてくださいね。
50歳までと50歳以上で中身が違う!
50歳までの方
「これまで払った保険料で計算した金額」が書かれています。
少なく感じても、これから払う保険料で変わるので心配しないでも大丈夫です

50歳以上の方
「将来もらえる見込み額」が書かれています。
ただし、この金額は「今と同じ収入・保険料を払い続けた場合」です。
もし会社員からフリーランスに変わったら、厚生年金から国民年金に変わるため、受け取れる額は減る可能性があります。

もしも手元にない時は、
マイナポータルにログインして、
「お金」→「年金」→「最新の電子版年金定期便」をクリックすれば、電子版で見ることができます。
知っておくと便利!「ねんきんネット」
ねんきんネットは、ただ年金額を見るだけじゃありません。
知っておくと便利な機能がたくさんあるんですよ。

- 将来の年金シミュレーション
- 扶養から外れて厚生年金に加入したら、いくら増える?
- パートから正社員になったら?
- フリーランスに転向したら?
ねんきんネットでは、働き方が変わって、年金の種別が変わった場合のシミュレーションをすることができます。
- 過去の加入記録をぜんぶ確認できる
「昔の勤務先でちゃんと年金入ってた?」
「空白期間がないか心配…」
そんな不安も、履歴一覧で一目でわかります。 - 年金見込み額を月額・年額で表示
「毎月いくら入るのか」「年間いくらになるのか」まで表示されるので、生活設計が立てやすくなります。 - 将来の受給開始年齢を変えて試算
65歳から受け取る場合と、繰り上げ・繰り下げ受給(60歳〜75歳)した場合の増減額もシミュレーション可能。 - 追納した場合と追納しなかった場合の年金額を比較できる
過去に年金を払っていなかった期間があれば、後から年金保険料を払うことができます。
後から払った場合と払わなかった場合の年金額を比較することができます。
過去に年金を払っていない期間がある人は、どのくらい変わるか確認して、追納するかしないか決めてもいいですね。

漠然とした不安をそのままにしない
老後のお金の不安は、漠然としているからこそ不安になります。
でも、数字で「自分はどうなるのか」をハッキリさせることで、
これから自分はどうしていけばいいかわかるので、不安はぐっと小さくなります。
ねんきん定期便やねんきんネットで将来の年金額を確認したり、
働き方を変えたり、
年金を受け取る期間を遅らせることで
将来の年金額がどのように変わるか、
そのようなことを確認するだけでも大きく変わります。
漠然とした不安をそのままにしないで、
一度自分の状況を確認してみましょう!
ひとりで難しい場合は、一緒にお手伝いしていきますよ(*^^*)