気づけば10月も後半。
今年もあと3か月を切りましたね。
11月に入るとあっという間に年末。
この時期はイベントや旅行などでお金がたくさん動く時期。
忙しくなる前に、少しだけお金の整理をしておきましょう。
今日は「年末までにやっておきたいお金のこと」を
家計編と投資編の2つの視点からお伝えします。
家計編|年末に向けてやっておきたいこと
① 1年間の収入と支出をざっくり把握
まずは、今年1年のお金の流れをざっくり確認しましょう。
思っていたより使っていた支出項目が見えてくるかもしれません。
通帳やクレジットカードの記録などで、全体像を把握しておきましょう。
確認していく中で、もういらないかもと思うサブスクなどの固定費があったら、ソッコー解約しちゃいましょう!

② 年末調整・確定申告の準備
この時期は、保険会社から「生命保険料控除証明書」などの書類が届きます。
控除証明書をなくしてしまうと再発行に早くて1週間ほどかかるため、
届いたらすぐにファイルにまとめて保管しておきましょう。
また、ふるさと納税の寄付証明書も同様にまとめておくと安心です。
勤務先がオンラインの年末調整の会社もあると思いますが、
まだオンラインでの年末調整に対応していない会社の場合は、
なくさないようにしておきましょう。
③ 保険の内容を見直す
せっかく証明書を手にするタイミング。
ぜひ、この機会に次の3点もチェックしてみましょう
- 医療保険やがん保険は、今の年齢・健康状態に合っている?
→ 入院日数の短縮・通院治療の増加など、医療事情も変化しています。 - 家族構成や環境が変わっていない?
→ 子どもの誕生・独立・住宅ローンの団信などで、必要保障額も変わります。 - 「貯蓄型」の保険は、目的に合っている?
→ 教育資金・老後資金など、目的と期間を整理しておきましょう。
④ ふるさと納税の上限を再確認
10月以降は制度改正もありましたが、
この時期は年収が確定してくるため、寄付の最終調整にぴったりです。
上限に余裕がある方は、12月までに追加寄付をしておきましょう。

⑤ 年末年始・旅行・帰省の予算を立てる
イベントやお出かけが多くなる11月・12月。
どこからお金を使うかを決めておくだけで、
「気づいたらボーナスがなくなっていた!」を防げます。
⑥ 受験生がいる家庭は教育費をリストアップ
受験生のいるご家庭では、これからまとまったお金が必要になります。
出願料や入学金、制服代、教材費など、入学前にかかる費用は意外と大きく、
100万円を超えることもあります。
いつ、どんな支払いがあるのかを把握しておくことで、
慌てずに準備ができます。
ちなみに、我が家の子どもにかかった受験の費用は100万円を超えました!
詳しいことはこちらに書いています。
【投資編】投資額や内容をチェック!
① NISAの金融機関を見直す
- 銀行でNISAを始めてみたけれど、やっぱり株もしてみたい
- ポイントを貯めることができる証券会社に変更したい
そんな理由でNISAを他の金融機関に変更したい場合は、
10月から12月の間に手続きが必要です。
1月に入ると翌年まで変更できなくなるため、早めの準備を。

② iDeCoの掛金や内容を確認
iDeCoをしている人は、
掛金を上限いっぱい使っているか
掛金に無理はないか
購入している商品を確認
iDeCoは60歳以降にもらえるお金を積み立てる制度です。
途中で使いたくなっても使えないので、
その前に使いたいお金とのバランスがちゃんと取れているかどうかもう一度確認しましょう。
③ 積立内容や投資信託の見直し
「なんとなく始めたけれど、このままでいいのかな?」
という方は、積立金額や銘柄が今の目的に合っているかをチェックしましょう。
積み立て金額に無理はないか
もっと運用に回してもいいのか
リスクを取りすぎていないのか
自分の状況に合っているかどうか確認しましょう。
自分ではわからないときは、お手伝いしますよ(*^^*)
まとめ|お金を整えて気持ちもスッキリ
ということで、これからの時期、忙しくなる前に
一度お金を整えていきましょう。
レシートをまとめる、控除証明書をファイルする、
NISAやiDeCoの内容を確認する
そんな小さな行動からお金を整えること、始めましょう!
お金を整えてハッピーエイジング!
今年の締めくくりを気持ちよく迎えましょう。
