副業だと週2日しか対応できない…そんなお悩みをお持ちの方へ

「ピラティスの良さをもっと多くの人に伝えたい」
「アロマで心が癒された経験を伝えていきたい」
「自分が乗り越えた離婚の経験を、同じ悩みを持つ人に伝えたい」
そんな思いはあるのに、
「でも本業があって、週に2回しか時間が取れない」
「シフトが決まるのが月末だから、前もってスケジュールを公開するのが遅くなる…」

先日、こんなお悩みを持つ方から、ご相談を受けました。
私も最初は副業から始めたので、とてもよくわかります。
平日の夜か土日しか対応できなかったので
お客様に片手間と思われないか
お客様が相談したいときに時間が取れないもどかしさ…

やりたい気持ちはあるのに、時間の制約がある——そのジレンマ。
私の場合、土日は時間が取れることは前もってわかっていましたが、
特に医療や教育、サービス業など、シフト勤務の方にとってはシフトが決まるのが遅いのもネックになりますよね。

でも、実は週に2日でも副業を始めることは十分可能です。
今日は、
時間が限られているからこそできる伝え方」と、
副業スタートだからこそのメリット」についてお伝えします。

スケジュールの公開が遅くても大丈夫

「シフトが出るのが毎月25日だから、翌月のスケジュールしか出せない…」
そんな方も多いですよね。

ここでのポイントは、“制限”をそのまま伝えるのではなく、安心感のある言い方に変えることです。

たとえば、こんな伝え方はいかがでしょうか。

「現在は本業と並行して活動しており、翌月の勤務シフト確定後(毎月25日)にスケジュールを公開しています。
公開後はLINEで先行案内をいたしますので、ぜひご登録ください。」

このように伝えることで、
「忙しくてスケジュールが出せない人」ではなく、
「きちんと予定を管理していて、丁寧にお知らせしてくれる人」という印象になります。

忙しい=信頼につながることも

空きが少ない方が信頼される

実は、お客様の立場からすると、スケジュールがびっしり埋まっている先生のほうが信頼されやすいんです。

「空いている日が少ない=人気がある」
「限られた時間でもレッスンしてくれている=熱意がある」

そう感じてもらえるのです。

限られた時間の中でも、心を込めて向き合えば、
お客様にはしっかりと伝わります。

むしろ“週に2回しかできない”という状況は、
あなたが本気で努力している証でもあります。

副業だからこそ、「限られた時間を大切にしている姿勢」や
「自分の仕事に誇りを持っている様子」が伝わると、応援してくれるお客様が必ず現れます。

「それでも来たい人に来てもらえればいい」

私も最初のころは、
「予定が少ないと申し訳ない」と感じていました。
でもある時から、それでも相談したいという人だけ来てくれればいいと思えるようになりました

実際、そういう方は
スケジュールの出し方や回数よりも、
「あなたに会いたい」と思って来てくださるのです。

「時間が合わないから行けない」という人は、
あなたと合わないだけ。
無理に誰にでも合わせようとせず、
“あなたの考え方・やり方が好き”と思ってもらえるお客様を大切にしましょう。

あなたの仕事を本当に必要としている人は、
必ず見つけてくれます。

起業初期は“2つの収入の軸”があっていい

起業初期に多くの方が感じるのが、「収入の不安定さ」です。
新しい仕事を軌道に乗せるまでには、どうしても時間がかかります。

そんな方におすすめなのが、
「生活のための仕事」と「ライフワークのための仕事」という2軸の考え方です。

たとえば、
・生活のための仕事=本業(安定した収入)
・ライフワークのための仕事=ピラティス・アロマ・カウンセリング(自分の夢や想いを形にする)

この2つを両立することで、心にも経済的にも余裕が生まれます。
副業での活動がまだ小さくても、本業があるからこそ安心して挑戦できるのです。

副業だからこそのメリットもたくさん

実は、副業スタートには大きなメリットがあります。

たとえば、会社員として働いている間は、厚生年金や健康保険に加入しています。
独立してしまうと国民年金・国保に切り替わるため、保障面が薄くなるのが現実です。

また、もし体調を崩した場合には、傷病手当金という制度を利用できるのも会社員の強みです。
これは、病気やケガで働けない期間中に収入の一部を補ってもらえる制度。
個人事業主になってしまうとこの保障は受けられません。

つまり、副業で始めることは
安定した収入と社会保障を維持しながら
自分の夢の仕事を育てる

という、非常に現実的で安心なスタート方法なんです。

無理をしすぎない勇気も大切

とはいえ、注意したいのは健康面と長く続けること
本業がある中で、休日もレッスンを入れると、休む時間がなくなってしまうこともあります。

「せっかくやるならしっかりやりたい」と思う気持ちは素晴らしいですが、体調を崩してしまっては元も子もありません。

自分の身体があってこそ、お客様に笑顔を届けられます。
最初は無理のないペースで、「月◯回だけ」「午前中だけ」など、具体的に枠を決めてみましょう。
“継続できる働き方”を意識することで、心も身体も余裕が生まれます。

稼ぐ力をつけることは一生もの

副業を始めることの最大の価値は、「稼ぐ力を育てること」にあります。

最初は週2回でも、「お客様に喜んでもらう」「自分の力で収入を得る」という経験は、確実に自信になります。
副業としてだけでなく、将来独立を考えたときにも、必ず活きるスキルです。

“自分で仕事をつくる力”は、これからの時代を生き抜くうえでの大きな武器。
その第一歩としての副業は、未来への投資です!

限られた時間でもできる、上手な伝え方まとめ

最後に、スケジュールや働き方を伝えるときのポイントをまとめます。

  1. 「副業中だから」ではなく「丁寧に対応するために運営しています」と伝える。
  2. スケジュール公開は「前月25日に翌月分をまとめてご案内します」とルール化してお知らせする。
  3. 「限られた時間を大切にしている先生」という信頼感を意識する。
  4. “生活の仕事”と“ライフワークの仕事”の2軸をバランスよく続ける。
  5. 社会保険や傷病手当金のメリットを活かしながら、安心してチャレンジする。

副業スタートは、不安もあるけれど、確実に未来へとつながる一歩です。
時間が限られていても、「自分のペースでお客様と向き合う」スタイルは、むしろ理想的な働き方かもしれません。

あなたの想いが伝われば、きっと応援してくれるお客様が見つかります。
焦らず、あなたらしく、一歩ずつ進んでいきましょう!

個別相談では、こんな副業のモヤモヤも一緒に考えていきます!
副業を始めたいけれど不安がある方、
「何から始めたらいいかわからない」という方は、
ぜひ一度ご相談くださいね。
一緒に“無理なく続く働き方”を見つけましょう!

このURLをコピーする

関連記事

  • 副業をしたいけど、自信がない…

    「副業を始めたいけど、自信がなくて…」そんなお悩みをよくいただきます。 実はこれ、あなただけではありません。多くの方が「最初の一歩」を踏み出すときに同じ不 続きを読む

  • 「経費で落とせる」は節税?実はお金が残らない!

    起業女性のみなさん、こんなことありませんか? 「どうせ経費になるし…」「経費を使えば税金を払わなくていいから…」 そんなふうに、「経費になるから」を理由に 続きを読む

  • 妻が自営業、夫が会社員の場合の扶養、どうしたらいいの?

    「扶養の壁って、よく聞くけど…いくら稼いだら超えるの?」そんなお悩みをよく聞きます。 今回は、妻が自営業・夫が会社員の場合の「扶養の基本」を、わかりやすく 続きを読む