こんにちは。
起業女性のお金の「不安」を「安心」に変えるお金のミカタ、新田真由美です。
ソフトバンクの社債、年利3.5%~4.1%というのを見かけました。
一見すると、
「銀行よりずっと利息が高いし、良さそう!」
と思いますよね。
でも実は、
利率の高い債券には、必ず理由(=リスク)があります。

今日は、そのポイントを初心者さんにもわかりやすくお伝えしますね。
利率が高い=その会社は“お金を集める必要がある”というサイン
企業が債券を発行するのは、
「事業を広げたい」「借金を返したい」など、理由はさまざま。
特に利率が高い時は、
- 今すぐお金が必要
- 普通の利率では買ってもらえない
- 投資家に魅力を出したい
という背景があります。
つまり、
会社の事情が“ちょっと重い”こともあるんです。
「高利回り=ハイリスク」が投資の基本
投資の世界では、
利回りには必ず“リスクの大きさ”が反映されています。
- 安全性が高い → 利回りは低い(例:国債)
- リスクが高い → 利回りは高い(例:劣後債)
これは「世の中のルール」のようなものです。
だから
利回りが高いほど、何かあった時のダメージも大きくなる
と覚えておくと安心です。
特に気をつけたいのは「劣後債(れつごさい)」
劣後債は、
何かあった時に“返してもらえる順番が後”になるタイプの債券。
つまり…
その会社が倒産したら、 普通の人より後回しにされる可能性がある
ということ。
その代わりに利回りが高く見える、という仕組みです。
債権と聞くとなんとなく安全というイメージがありますが、
初心者さんが「よくわからないけど買ってしまう」のは危険なので注意しましょう。
高利回りに飛びつくより、まず「自分の目的」を優先して
投資は
「高い利回りだから買っていい」ではありません。
特に女性は
- 将来の安心
- 子どもの教育費
- 老後のお金
- 起業のための資金
など「守る目的」が多いですよね。
目的が「安心」なら、
安全性の高い投資から始める方が心がラクです。
初心者におすすめの「安心×増える」選択肢
- NISAで毎月コツコツ積み立て
- iDeCoで老後資金づくり
- 高配当株を1株ずつコツコツ
- 日本国債など安全性の高い債券
こういった“シンプルでわかりやすい投資”が、
長く続けられて、結局いちばん安心です。
高利回りの商品は「お得」ではなく「理由がある」
利率が高い債券を見ると魅力的に見えますが、
その裏にはかならずリスクがあります。
大事なのは
「知らずに買ってしまわないこと」。
そして
「不安に感じたら、相談できる相手を持つこと」。
お金の知識があるだけで、
ムダな不安がスーッと消えて、
自分で判断ができるようになります。
これからも、
起業女性のみなさんのお金の不安が少しでも軽くなるように
わかりやすく情報をお届けしますね。

