起業していると、ときどき「高額コンサル」の誘いがやってきます。
「受けたら変われるかもしれない」
「今の自分に必要かも」
そんな気持ちになることもありますよね。
でも私はこれまで、多くの起業女性の家計やお金の悩みを聞く中で、
“違和感を抱えたまま契約して後悔した”という話を何度も聞いてきました。
そして今回、実は私自身も同じ状況になりました。

私が体験したこと
先日、高額コンサルのお誘いがありました。
もちろん「受けた方がいいのかな?」という気持ちはありました。
でも、私は大きな買い物をするとき夫に相談するタイプです。
今回も先方の方に、「夫に相談したい」と話してみました。
そのとき返ってきた言葉が
「あなたの人生はあなたのものでしょう」。
たしかにその通りです。
でも私は、こう思ったんです。
“私の人生でもあるけれど、夫婦の人生でもある” と。
家計も、夫の収入も、私の事業のお金も、すべて「家族のお金」。
知らないうちに大きなお金を動かすのは、私の価値観には合いませんでした。
そして何より
後ろめたい気持ちを抱えたままコンサルを受けたくなかった。
お金を払うとき、その瞬間の気持ちって本当に大切です。
ワクワクして払うのか、不安のまま払うのかで結果が変わることも知っています。
だから私は、
今回の契約は一旦、保留にしました。
必要だと本当に思う時が来たら、そのときに受ければいい。
焦って決める必要はどこにもありません。
違和感は“アラーム”
違和感があるときは、何かのサイン。
- 焦らせてくる
- なぜその価格なのか説明されない
- こちらの状況を聞かない
- 断りにくい雰囲気
- “今契約しないと損する”と言われる
こうしたポイントが少しでも気になるなら、立ち止まってOK。
あなたの直感は信じていいんです。

決める前にチェックしたいこと
- 家計や生活に無理がない金額か?
- 焦って決めようとしていないか?
- 本当に自分が求めているサポートか?
- 断っても関係が壊れない相手か?
この4つは最低限。
どれかひとつでも引っかかるなら、無理に進まなくて大丈夫です。
まとめ
高額コンサルは「悪い」「良い」という単純なものではありません。
でも、違和感を抱えたまま払う“高額なお金”は、のちのち必ず心に残ります。
私自身、今回一旦保留にしたことで
「あ、私はこういうお金の使い方はしたくないんだ」と気づけました。
あなたも、迷ったら一度止まっていい。
必要であれば、いつでも判断のお手伝いをします。
