「投資」って聞くと、なんだかちょっと怖い…そんなふうに感じたこと、ありませんか?
もしかすると、それって「投資」と「投機(とうき)」の違いが、ちゃんとわかっていないからかもしれません。ここ、すごく大事なポイントなんです。
「投資」と「投機」どう違うの?
「投資」とは長い目でお金を育てること
まず「投資」っていうのは、将来の成長に期待して、長い目でコツコツお金を育てていくことなんですね。
たとえば、これから伸びそうな会社や国にお金を預けて、じっくり資産を増やしていくイメージ。
長く続けることで“複利(ふくり)”っていう雪だるま式にお金が増える効果も期待できます。
「投機」とは短期間で利益を出そうとすること
一方で「投機」っていうのは、もっとギャンブル的な感じです。
たとえば、「この株、明日上がりそうだから今買っちゃおう!」みたいな。
うまくいけばすぐに利益が出るかもしれないけど、その分、短期間で大きく損するリスクもあるんです。
テレビやネットで「株で大損した」なんて話を聞くと不安になりますよね。
でもそれ、多くが「投資」じゃなくて「投機」の話だったりします。

「長期・分散・積立」が投資のキホン
の基本じゃあ、私たちみたいな投資初心者はどうすればいいの?っていうと、
大事なのは「長期・分散・積立」という考え方です。
- 「長期」=10年、20年といった長い期間コツコツ続ける
- 「分散」=いろんな商品や地域に分けてリスクを減らす
- 「積立」=毎月同じ金額をコツコツ積み立てる
これを守れば、リスクをうまく抑えながら資産を増やしていくことができるんですよ。

今話題になっている、NISAやiDeCoは、毎月一定の額を積み立てながらお金を育てていきます。
しかも、初心者の方は、「投資信託」という一つでいろんな国や会社の株や債券を買える商品で運用をします。
「毎月に1万円ずつ」みたいに一度設定すれば、あとは自動で運用してくれるんです。
いわゆる「ほったらかし投資」ですね。
まずは、毎月無理のない金額から“ほったらかし投資”を始めてみませんか?